株式会社ジャパンモスファクトリーはリバネスグループに参画します

このたび株式会社ジャパンモスファクトリー(代表取締役:戸上純)は、株式会社リバネス(代表取締役:丸幸弘)へ発行株式の半数以上を売却して子会社となり、リバネスグループの1社として新たなフェーズへと進みます。

世界では鉱山開発による有害金属を含む坑廃水による水質汚染が問題となっています。地下資源を得るための活動で荒廃した地球を癒すとともに、有害金属の流出を食い止め、持続可能な形で地下資源を手にいれる方法が必要とされています。

身近な生き物であるコケには、鉛などの有害金属の他、金などの貴金属を水中から吸着回収する力があります。ジャパンモスファクトリーでは「苔で地球環境を守る」をビジョンに掲げ、創業者である井藤賀(現ファウンダー&CTO)が研究してきたコケ原糸体の大量培養技術を元に、2019年の創業から、さまざまな方々の支援を受けながらコケを原料にした金属回収フィルターの開発等を進めてまいりました。

株式会社リバネスは「科学技術の発展と地球貢献を実現する」をビジョンに掲げて、私たちの想いに共感し、創業前からビジョンの達成に向けて伴走支援をしていただいていました。2023年にはコケ原糸体の培養規模拡大を目指した共同研究を実施し、製品・サービス開発に向けた体制作りを共同で推進してきました。この度、さらに連携を強くしてビジョンを達成するために、リバネスグループに参画することを決定いたしました。

今回のリバネスグループへの参画を通じて、科学技術の発展と地球貢献を実現すると共に、弊社のビジョンである「苔で地球環境を守る」ことの実現に向けて邁進してまいります。