株式会社ジャパンモスファクトリー、苔の原糸体を大量に培養する技術の研究開発及び商品開発の強化に向け、取締役4名就任により経営体制を強化致します
2021年7月26日よりジャパンモスファクトリー株式会社は取締役 4名、監査役 1名、技術顧問 1名の 6名の新体制で事業展開していく運びとなりました。
就任の背景
株式会社ジャパンモスファクトリーは、このたび経営体制強化と事業成長の加速による企業価値向上にむけて、2021年7月26日付で取締役4名が就任致しました。
ジャパンモスファクトリーは、2019年4月に環境改善素材として苔の原糸体を製造・加工する環境系の理研ベンチャーとして設立。
これまで、屋内外での苔原糸体の大量培養技術の研究・開発と、苔原糸体を加工・成形する技術の研究・開発を中心に活動を展開して参りました。
就任を機に、苔の原糸体を大量に培養する技術の研究開発を推進・強化し、当社が保有する苔原糸体の更なる利用価値の探索と製品の開発・製造を促進するとともに、開発した商品・サービスを通して地球環境課題の解決に向けて尽力して参ります。
取締役略歴
井藤賀 操
代表取締役
2002年広島大学大学院理学研究科修了、博士(理学)を取得。2003年理化学研究所植物科学研究センター研究員、2013年同研究所環境資源科学研究センター上級研究員に従事。2019年春に、株式会社JAPAN MOSS FACTORY設立。日本蘚苔類学会奨励賞、日本鉱業協会賞、第5回アグリテックグランプリ最優秀賞など受賞。
福井 由佳梨
取締役
東京工業大学付属高等学校専攻科卒業後、2003年理化学研究所に入所。同研究所植物科学研究センター、環境資源科学研究センターでテクニカルスタッフとして従事。2020年秋から株式会社ジャパンモスファクトリー入社。
ハンドメイド作家「かっぱ」として苔や植物素材を加工した商品開発を進めている。生活環境を変えるため、緑の苔に青い地球が包まれた世界を夢見て!をコンセプトにアクセサリーなど、開発した商品をBtoC ECサイトや直販サイトで販売中。
上野 裕子
取締役
博士(理学)。博士課程では極限環境微生物の研究を行う。研究を通じて感じたサイエンスの魅力を広く伝えたい思いから2013年株式会社リバネス入社。ディープテックスタートアップの発掘育成を行いながら、日本企業の新規事業のデザインを行う。2018年よりリバネスアメリカ代表に就任。アメリカを始め、東南アジアのスタートアップの日本進出支援や、日本のスタートアップの海外進出支援の経験を持つ。
海野 慧
取締役
立命館大学国際関係学部卒。
社会にインパクトを与えていくにはインターネットとビジネスが最もポテンシャルがあると考え、株式会社じげん創業期に2007年新卒入社。2013年に事業管掌取締役となり、東証マザーズへ上場。M&AやPMI、海外子会社代表などを経て、2019年退社。
CarpeDiem株式会社を創業。大手企業とベンチャー企業などのアライアンスによる事業開発を通して社会課題の本質的解決を実現するための取組を行う。